男女の永遠のテーマ「デート代の割り勘問題」
デート代を割り勘にするかどうかは、個人の自由に任されているため、現在も多くの男女を悩ませています。
私自身もこれまで散々悩んできました。
こちらの記事では「男性がデート代を割り勘にする本当の理由」解説します。

こんにちは、ぬま子です。
18歳から32歳までのデート経験、サンプル数60人位(年間4,5人×14年間)を元に独自の見解をお伝えします。
割り勘にする本当の理由は、お金への執着心とマイルール
デート代(特に食事代)は、なぜ割り勘の人とそうでない人がいるのでしょうか?
男性は、それぞれ独自の支払いルールを持っている
一般的に「男女平等だから割り勘」「レディファーストだからおごる」という考えを元に行動していると思われがちですが、それは建前で、実際は男性の性格(お金への執着の強さ)や経験によりマイルールが形成されます。
男性のお会計パターンは次の通り。
- 毎回おごる
- 最初のデートだけおごる
- 2000円だけ徴収
- 割り勘
- 女性に払わせる
タイプ1:お金の執着心がない毎回おごる男
食事代を毎回必ずおごってくれる男性は、「女性におごる事」が習慣になっています。
「女性と食事に行く=自分が払う」がセットになっているので、お会計の時にイチイチ「おごってやった」と意識しません。
お会計の時、女性が「支払う素振り」をみせなくても、あまり気にしません。
決して「お金に余裕があるからおごる」という事ではありません。
お金がない場合、お店のランクを下げておごります。
彼らは、お金への執着心が弱く、「この女性にお金を払う価値があるか?」など深く考えません。そういうものだと受け入れています。

彼らのせいで、多くの「おごらないの男性」が非難される事になる!
タイプ2:ホントは割り勘希望!最初のデートだけおごる男
「最初のデートだけおごるけど、2回目からは割り勘」というルールの人も多数います。
このタイプの男性の本音は、「おごりたくないけど、しょうがないから最初だけ払おうかな」です。
一応最初だけ、世間体を気にして女性におごります。
彼らは、おごった事に対して「ちゃんと女性が感謝を示すか?」をとても気にします。本当は払いたくないけど、仕方なく払っているので、それに対する見返りを求めています。
このタイプの男性とデートした後は「昨日はごちそうさまでした」とラインなどで、あらためて感謝を言葉を伝える必要があります。
タイプ3:深く考えていない2000円だけ徴収する男

「じゃあ2000円だけくれるかな?」「あっ2000円でいいよ」

1000円でもなく、3000円でもない
なぜか2000円徴収する男
「2000円だけ徴収男」、特にポリシーはありません。あまり深く考えずに2000円徴収ルールにしています。おごることにより自分をよく見せようとする気持ちもありません。
今までの「合コンで女子2000円」「会社の飲み会で女性は2000円」などの流れを汲んで、このルールが身に付いたと思われます。
私は、2000円徴収ルールで千円札がなく、会計時にまごつくのが面倒なので、デートの時はいつもお財布に千円札を数枚用意していました。。
タイプ4:実はフェアじゃない割り勘男

「男女平等なんだから割り勘」というのは割り勘男の建前です。
他人の分まで、単純にお金を払いたくないのが本音です。
細かい話をすれば、男性の方が女性より食事を多く食べ、お酒をたくさん飲むのが一般的ですので、お会計金額をきっかり半分にすると、女性が多く負担している事になります。

もちろんそんな事、割り勘男は見て見ぬふり
割り勘男は、相手の女性にどう思われるかより、お金の方が大事という価値観をもっています。そこを含めて愛せるか?が付き合う際のポイントになります。

価値観は人それぞれ
タイプ5:意外とアリか?女性に払わせる男
女性に食事代を払わせる男性も実はそれなりに存在します。
初回のデートで女性に払わせる事は珍しいですが、慣れてくると上手にお願いしてきて、気付けば毎回女性が払っているカップルは多数存在します。
「そんなのあり得ない」と周囲の女友達はいうでしょう。ですが、意外と付き合っている当人は満足しています。なぜならば、このタイプの男性はお金以外のことで女性を喜ばせることに長けているからです。
食事代の見返りを女性はきちんともらっており、実はバランスが取れています。

バランスがとれていないと、続かない
「広瀬すず」なら割り勘にしない?金払いは気持ちのバロメーター??
男性は、圧倒的に差がある相手(自分につりあわない)場合、独自ルールを変更します。
いつも割り勘の彼もきっと、相手が広瀬すずなら割り勘にはしないでしょう。

不釣り合いだと、相手も引け目を感じて交際も上手くいかない

ですが、このような特別な場合を除いては、金払いと愛情は比例しません。
金払いを決めるのはあくまで彼の性格です。おごってくれないから愛情がないと思わず、むしろ「彼のお金に対する考え方を自分が許容できるか」考えましょう。
割り勘男のデメリット:人の為にお金が使えない
割り勘男の悪いところは、「他人のためにお金を使えない」という事です。彼女の事が大好きでも、ちゃんと予算内でプレゼントを選びます。
いつも割り勘だからといって倹約家かといえばそんな事はなく、自分の事なら浪費する人も多くいます。
その上、平等意識が必ずしも強いわけでもなく、平等に食事代を割り勘にしても、結婚後、家事・育児を半分やるとは限りません。都合のいい時だけの「男女平等」ともいえます。


結婚後もお金の使い方にウルサイかも
割り勘男のメリット:余計な見栄をはらない
割り勘男の良いところは、会社の部下におごったり、余計な見栄をはらない事です。
「自分をよく見せたいデート相手にすらお金を使わない」という事は、その他の人にも、もちろんお金を使いません。
見栄をはる人と結婚すると、会社の飲み会、親戚との食事など、毎回気前よくお金を使われ、家計を圧迫します。
「財布の紐が固い事」は、結婚相手として良い点ではないでしょうか?
結婚してしまえば関係ない??
結婚すると、基本的には「おまえの金はおれの金、おれの金はおまえの金」という事で、家計が1つになります。食事代をどちらが支払おうと関係なくなります。
結婚後もイチイチ割り勘にする夫婦はほとんどいないでしょう。
1つ注意したいのは、専業主婦希望の人。割り勘男だと自由にお金を使わせてくれない可能性があります。
財布を出すフリは必要か?
・お会計時、男性の一歩後ろに下がり、バッグからガサゴソ、財布を出すふり。そして「払うからいいよ」の言葉を待つ。
・店を出て「私も払います」とちょっと財布を出してみる。
今日も日本全国で、このような茶番が繰り広げられています。
私もこの茶番が大嫌いでした。ですが、
これは必要な茶番です!
多くの男性が「支払うフリ」を求めています。付き合いが深くなり、暗黙の支払ルールが確立するまでは必要でしょう。
女性から見ると茶番としか思えない行為ですが、男性はこのベタな行為を恥ずかしいと感じません。


めんどくさがらないでね!
男女平等だから割り勘にすべきか?
ここまで割り勘男を否定するような事ばかり書いてきましたが、私自身は男性だからおごるべきとは思っていません。かといって、男女平等だから割り勘にすべきとも思っていません。
- 年齢差
- 収入差
- 自由になるお金の差
これらを複合的に考えて払うべき人が払えば良いと思います。
この条件をふまえると、「年上で収入が多く、自由に使えるお金が多い」のが結果的に男性になる事が多いです。
昔は、女性が働いていない事も多かったため、「男性がおごるのが当たり前」だったのでしょう。男性並みに稼げる女性も増えた昨今、このルールが変わるのも当然です。
私ももし極端に年下のお金がない男性とデートをしたら、きっと食事代を払います。


経験はないけどネ
逆に結婚相談所で出会った男性と食事をした際、年収が私の倍近くあった人との食事が、割り勘だったのには違和感がありました。(お互いに年収を把握している)
女性がおごってほしい本当の理由
「割り勘男をありえない」と非難する女性は、お金の事を気にしているわけではありません。
- 自分のことを大切にしてくれるか?
- 特別扱いしてくれるか?
優しくしてほしい、自分には、「食事をおごってもらえるだけの価値がある」という事を確認したいのです。
食事代以外の支払事情
参考までに食事代以外の一般的な支払事情もみてみましょう。
例 | 一般的な状況 |
電車賃 | suicaの普及により、 各自で払うようになった |
高速道路代 | ETCの普及により 車の所有者が結果的に支払う |
チケット代 | 5000円以上のチケットは 各自支払いが一般的 |
昔は男性が女性の分まで切符を2枚買ったりしましたが、今は、suicaの普及により、ほとんど見られなくなりましたね。


男性にとってはありがたい話
ETC代などは、払ってもらっている事を気づかない(フリができる)ので、女性はスルーしやすくなりました。
ですが、割り勘男は、「割り勘に出来ていない事」を気にしています。「半分払って!」と言い出せずモヤモヤしている事でしょう。
「じゃあガソリン代は私が払うね」といってあげたら、喜びます。
まとめ:独自ルールは尊重してあげよう
「おごった方がモテる事」を知っていながら、あえて割り勘にする男性には「おごりたくない」という強い気持ちがあります。(本人に自覚がなくとも)
「私は絶対お金を払わないわ」と固く誓っている人以外は、この独自ルールを尊重してあげましょう。
また本当は割り勘派なのに、「無理しておごっている男性」もなるべく解放してあがましょう。毎回モヤモヤしながらおごってもらうより、良い関係が築けるハズです。
割り勘が恥ずかしくてイヤ人は、外食時はご馳走してもらい、家では手料理を振る舞う(料理が苦手な人は材料を買っておいて一緒に作る)などで支出のバランスをとってはいかがでしょうか?


映画のチケット代は、女性が事前予約し、食事代は男性がもつのもGOOD!
ちなみに、このような女性の健気な微調整に、男性は気づきません。
ごちそうになったとき「今日は、ごちそうになったから、今度はウチのごはんに招待するね。」とおごられっぱなしではない事をアピールしましょう。
さもないと、こちらの微調整に気付かず「毎回おごってやっている」と思われかねません。


面倒だが、結婚するまで、1~2年の辛抱だ!